ココロのリハビリ16「この世界の片隅に」

2018/08/13

先日、子供と「この世界の片隅に」というドラマを観ていた時に「センソウって何?」と聞かれて、返答に困ってしまいました。

 

一瞬「殺し合い」というワードが頭に浮かびましたが、小学1年生の子供にはとても言えることではないので、「国と国が戦うことだよ。」と答えておきました。

 

たぶん今は、スポーツの戦いみたいな意味合いとして認識しているんだと思いますが、そのうち学校でも習ったりしながら「センソウ」の本当の意味を少しずつ知っていくんでしょう

 

 

国や人種によって思想や宗教が違い、時に争いが起きること。

 

人を傷つけてはいけないと教えている学校の先生よりもずっと偉い、政治家という人たちがセンソウを起こしていること。

 

また、そんな思想などとは関係なく自己の利益の為だけにセンソウを起こす人がいること。

 

自分と同じぐらいの多くの子供たちが犠牲になっていること。

 

 

そして、センソウとは人と人の「殺し合い」ということを知ります。

 

 

できれば、そんな事知らないまま大人になってもらいたい、と多くの親は思いますが、過去の過ちを繰り返さないようにするためには知る必要があります。


 

「この世界の片隅に」

 

この映画は多くの戦争映画のような、戦争の怖さや悲惨さはあまり描かれておらず、貧しいながらも強く生きる人々の生活がとても細かな描写で表現されています。

 

観て感じたことは、戦時下の人々も現代に生きている自分たちと同じように普通に生活していたということ。

 

朝起きて家族でご飯を食べて仕事や学校に行き、夜は晩御飯を食べて風呂に入って寝る、という生活は今と同じです。

 

まあ、当たり前です。

 

そんな当たり前の生活の中に(いつの間にか)「戦争」が入ってきます。

 

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 「順応と慣れ」

 

人は環境に順応する本能が備えられています。

 

それがどんなに過酷な環境であろうと関係ありません。

 

時間が経つとお腹が空くし、夜になれば眠たくなります。

お腹が空けば食事を取り、眠たくなると寝床を用意する「生きるための活動=生活」をします。

 

そして、過酷だった環境でも毎日繰り返されることで「慣れ」

それがいつのまにか普通になっていきます。

 

映画の中で、

空襲警報が発令されると恐怖に慄きながら死に物狂いで避難していた人々が、毎日繰り返されることで慣れてしまって、しまいにはアクビしながら「は~、またか~。」と寝ぼけ眼で避難する場面がありました。

 

そういえば、東日本の震災後にも同じような事がありましたよね。

 

頻繁にあった余震やスマホの緊急警報のキュインキュインという音なども最初はドキドキしましたが、毎日繰り返されることで慣れてしまったことと似ています。

 

戦争の本当に恐ろしいところは、目に見えない部分にあるのかもしれません。

 

戦争と災害は全く違うものですが、危機への意識は常に尖らせておかなければいけません。



 

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「忌野清志郎 瀕死の双六問屋 完全版」より

 

 

地震のあとには戦争がやってくる。

軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。

国民を馬鹿にして戦争に駆り立てる。

自分は安全なところで偉そうにしているだけ。

阪神大震災から5年。

俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。

TVをつけると5ヶ所程から火の手がのぼっていた。

(これはすぐに消えるだろう)と思ってまた眠った。

6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。

 

 

この国は何をやってるんだ。

復興資金は大手ゼネコンに流れ、神戸の土建屋は自己破産を申請する。

これが日本だ。私の国だ。

 

とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。

弟はドラムを叩くシーンで、僕はロックンロールじゃありませんと自白している。

政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後戻りできゃしない。

そのうちリズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。

政治家はみんな防衛庁が好きらしい。

人を助けるとか世界を平和にするとか言って、実は軍隊を動かして世界を征服したい。

 

俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。

そうだよ。売れない音楽をずっとやってきたんだ。

何を学ぼうと思ったわけじゃない。

好きな音楽をやってるだけだ。

それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとは違う。

民衆をだまして、民衆を利用して、いったい何になりたいんだ。

予算はどーなってるんだ。

予算をどう使うかっていうのは、いったい誰が決めてるんだ。

10万円のために人を殺すやつもいれば、

10兆円とか100兆円とかを動かしている奴もいるんだ。

いったいこの国は何なんだ。

俺が生まれ育ったこの国のことだよ。

 

どーだろう、・・・この国の憲法第9条は、まるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?

戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。

俺たちはジョン・レノンみたいじゃないか。

戦争はやめよう。

平和に生きよう。

そして、みんな平等に暮らそう。

きっと幸せになれるよ。

 

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戦後70年間戦争をしなかったのは国連加盟193カ国のうち、アイスランド、フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、スイス、ブータン、日本の8カ国しかないらしいです。

 

安倍さんはアメリカから超高い兵器を購入すると約束してしまったようですが、本当に必要なものなんでしょうか。


 

もうすぐ終戦記念日です。

 


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